御祭神 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
武甕槌命(たけみかずちのみこと)
姫大神(ひめおおかみ)
経津主命(ふつぬしのみこと)
磐筒之男命(いわづつのおみこと)
春日神社は、萩にある神社で、萩の産土神と言われています。
毛利輝元によって、現在の地に移されて、萩総鎮守として萩の地を守ってきた神社です。
県内北部でも、随一の古社となっています。
萩の武家屋敷などが多く残る堀内に、春日神社はあります。
当日は、雪が降った後で、かなりの寒さでした。
まずは、正面の一の鳥居です。
鳥居のすぐ後ろに、神門が見え、さらに拝殿へと続いています。
拝殿に行く前に、狛犬がいます。
台座に比べると、狛犬は、量産型の狛犬のように見えました。
台座には、春日神社らしく、鹿の絵が描いてあります。
なかなか立派な台座です。
そして、狛犬を通り過ぎると、拝殿になります。
こちらの拝殿ですが、安永2年に、毛利重就によって作られた物ということです。
とても歴史の深い、拝殿になります。
そして、拝殿の中を見てみますと、なかに狛犬がいました。
木でできているような、素朴な感じの狛犬です。
さらに、上を眺めてみると、
天井には、とても力強い竜の絵が描かれていました。
だいぶ、薄くなってしまっていますが、それはそれで、歴史を感じることができて、とても良かったと思います。
春日神社の左手には、摂社があります。
この神社、阿武神社と言います。
この神社の額を見てみて、一瞬止まりました。
なんだか、ハートがちりばめられているような気がしませんか??
泊まった宿に、「恋愛のことなら春日神社へ」と書いてあったんですが、このことなんでしょうか??
どっちにしても、恋愛には、とても御利益がありそうですね!!
さらに、進んで聞きますと、狛犬と、お狐様がいます。
まずは、狛犬からです。
これは、なかなか立派な狛犬ですね。
体つきと言い、顔立ちと言い、とても生き生きとしています。
ちょっと、鼻が大きいのが、可愛いですね!!
そして、お狐様になります。
どちらかと言うと、狐というより、犬に近い感じがする、お狐様ですね。
でも、尻尾を見てもらえるとわかると思いますが、立派なお狐様です。
きっと、このタイプのお狐様ですので、歴史が古いものだと思います。
なかなか、素晴らしい狛犬が続きます。
そして、狛犬を過ぎますと、拝殿になります。
狛犬を見てもわかるように、きっと地元の色々な神社を合祀させているんだと思います。
また、この社の後ろには、石社がありました。
この社、良く見てみると、扉に毛利家の家紋がついていました。
きっと、何かしら、毛利家と関わりの深い社なんでしょうね。
そして、その横には、猿田彦大神を祀っている碑もありました。
こちらにも、ぜひ、お参りいただければと思います。
萩の産土神であり、とても古い歴史を持つ春日神社。
ぜひ、お参りくださいませ。
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