神々の住む竹生島(都久夫須麻神社) 竹生島へ
階段を登りきると、正面に本堂が見えてきます。
本堂の大弁財天は、江の島、宮島と並ぶ「日本三大弁財天」の1つで、その中でもっとも古い弁財天です。
そのために宝厳寺の弁財天は、「大」の文字をつけて、大弁財天と言われています。
宝厳寺の弁財天は、楽器の琵琶を持っており、湖上安全を守る神として、信仰されてきました。
現在では、楽器を持っているので、芸能の神としての信仰も熱くなっているようです。
また、本尊の弁財天は行基が刻んだものとされていて、秘仏となっています。
開扉は60年に一度となっていますので、開扉の時期には、ぜひ、お参りに行かれることをお勧めします。
本堂を後にして、更に進んで行きますと、立派な三重の塔が見えてきます。
朱色が綺麗な、立派な三重塔です。
こちらの塔は、350年ぶりに平成12年に再建されたそうです。
塔の横には、片桐且元が植えたと言われるモチの木があります。
とても立派なモチの木ですね。
形がとても綺麗です。
まるで、キノコのようです。
なんと、樹齢400年だそうです。
そして、何と言っても、この場所からの眺めがとっても良いんです。
海や島が、とても綺麗に見えて、みんなこの場所で記念撮影をしていました。
島の中では、一番高い場所になるんではないでしょうか??
さて、三重塔を後にして、先に進みます。
更に、進んでいくとたくさんの仏像を安置したお堂があります。
小さな観音様が、いっぱいです。
とっても、可愛いですよ!!
そして、ここら辺から、一気に下りになってきます。
こんな感じで、景色もとっても綺麗です。
だいぶ歩いていると思うんですが、疲れを忘れさせてくれます。
そして、さらに進んでいきますと、国宝の「唐門」が現れます。
歴史を感じさせてくれる、とても立派な門ですね。
この門ですが、秀吉が建てた大阪城の一部ではないかと言われているそうです。
しかも、大阪城の一部だとすると、現存する唯一の物だそうです。
中に入り進んでいきますと、船廊下という、渡り廊下があります。
こちらは、なんで船廊下と呼ばれているかと言いますと、朝鮮出兵の時の秀吉公の船櫓(ふなやぐら)が作られているから、そのように呼ばれているそうです。
天井を見てもらえると、なんとなく船の感じが残っているのが、分かるかと思います。
外から見てみると、こんな感じになっています。
こうやって見ると、凄い崖の上に建てられているのですね。
歴史的にも、建築技術的にも、凄いですね!!
次回は、都久夫須麻神社に向かいます。
神々の住む竹生島(都久夫須麻神社) 都久夫須麻神社編へ
宝厳寺 御朱印
JUGEMテーマ:
神社仏閣