主祭神 宇迦御魂神(うかのみたまのかみ)
大己貴命(おおなむちのみこと)
大宮姫命(おおみやひめのみこと)
素盞男命(すさのおのみこと)
猿田彦命(さるたひこのみこと)
若宮葛ノ葉姫
信太森葛葉稲荷神社(しのだのもりくずのはいなりじんじゃ)は、安倍清明のお母さんである白狐が住んでいたとされる場所で有名な神社です。
信太森葛葉稲荷神社ホームページ
猟師に追われている白狐(葛の葉)をかくまったことにより、葛の葉は人間の姿になりかくまってくれた男に恩返しをしにいきました。
そのうちに、その男と葛の葉は結ばれ、男の子を生みました。
この子が、後の晴明です。
しかし、葛の葉が人間でないことは、すぐに知られてしまいます。
その為に、葛の葉は、自分の故郷である信太の森に帰ってきたといわれています。
また、帰ってくる時の有名な和歌は、
恋しくは 尋ね来て見よ 和泉なる
信太の森の うらみ葛の葉
と、現在まで残っています。
入口には、それについての、碑もたっていました。
前置きが、長くなりましたが、神社の鳥居前です。
朝から、参拝に来ている地元の方が、結構多いのに驚きました。
ワクワクしながら、鳥居をくぐります。
その前に、鳥居の横のお稲荷さんです。
とても、凛々しい顔をした、お稲荷さんです。
お稲荷さんは、狛犬と違って、とてもシャープに見えますね!!
このシャープさ、凛々しさが、お稲荷様の良い所ですね。
まずは、拝殿に向かいます。
鳥居が多く奉納されていると、お稲荷さんに来たんだと実感しますよね。
すがすがしい気持ちで、鳥居をくぐって拝殿に向かいます。
そして、参道の突き当たりに、拝殿があります。
拝殿は、立て替えられたばかりのようで、とても綺麗な建物でした。
拝殿に行くまで、2対のお稲荷様が、拝殿をしっかり守っております。
庶民の味方のお稲荷様に、しっかりと家族の健康をお祈りします。
でも、もともとは、農耕の神様であるって、知っました??
拝殿横の摂社になります。
こちらの社は、「目」の神様になります。
石の社、趣があってとても良いですね。
あまり、このような立派な石の社を見たことが無かったと、私は、視力が悪いので、目の神様のご利益に預かりたいのもあり、しばし、この社を見て、ぼーとしていました。
さらに奥に進みます。
すると、少し変わった鳥居に出会います。
もともと、これが鳥居なのかは、定かでありません。
柱に、何か彫られているので、もしかしたら、鳥居ではなかったのかも知れませんね。
これが、どのような経緯で造られたのか、とても興味があるんですが、今回は分かりませんでした。
こちらの神社、本当に多くの摂社、末社が、所狭しと祀られております。
さらに、進んでいくと、木の上にある社を見ることが出来ます。
社も、周りの柵も、見事に浮かび上がっています。
きっと、昔は、地中にあったもが、浮き出てきたんでしょうね。
自然の凄さと、歴史の古さを感じさせてくれます。
そして、伝説にも残る、姿見の井戸です。
この井戸は、前述の白狐が葛の葉に変身したときに、自分の姿を確認した井戸とされています。
葛の葉に変身した白狐は、一体どんな気持ちでこの井戸をのぞいたのでしょうね??
そんなことを、考えながら、井戸をのぞいてみました。
さて、境内の真ん中には、とても大きなご神木が立っています。
このご神木が、とても素晴らしいパワーを放っているんです。
裏から見た、ご神木の全景です。
こちらは、表から見た社とご神木です。
このご神木の素晴らしいパワーが伝わるでしょうか??
このご神木なのですが、以前落雷で枝の一部が折れてしまったそうです。
その時の音は、とてもすごい音であったようで、この世のものとは思えないような音だったみたいです。
そして、その落雷で落ちた枝を、撤去しようとしたら、その下から2匹の白蛇の死骸が見つかりました。
その白蛇こそ、長年、神社に来る人々を見守り続けた、白蛇の神様です。
雷から神社や周りの人々を守ってくれたのかも知れませんね!!
そんな出来事があったので、2匹の白蛇を大切に祀っている社もあります。
境内にある、御神木のパワーは、本当に素晴らしいですよ。
ぜひ、その素晴らしい御神木に、愛にいかれてはいかがでしょうか??
信太森葛葉稲荷神社 御朱印
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