主祭神 一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)
大泊瀬幼武尊(おおはつせわかたけるのみこと)
葛城一言主神社(かつらぎひとことぬしじんじゃ)は、全国の一言主神社の総本社になります。
式内社で、位は名神大社となっています。
古事記に書かれている、一言主神社の有名なくだりは、以下の通りです。
昔、雄略天皇が葛城山に狩に来た時です、雄略天皇は同じ衣装をまとっている者を見つけました。
雄略天皇は、「お前は何者だ」と問いました。
するとその者は、「吾は悪事(まがごと)も一言、善事(よごと)も一言、言い離つ神。葛城の一言主の大神なり」と答えた。
天皇は恐れ入り、弓や矢のほか、官吏たちの着ている衣服を脱がさせて一言主神に差し上げました。
とても有名な一場面ですね!!
この事より、何でも願いを一言だけ聞いてくれる神様「いちげんさん」として、全国で親しまれています。
さて、葛城山の山麓を走る県道30号を走っていきます。
県道30号から葛城一言主神社へ曲がる道には、小さな看板がありますが、あまり大きいくないので、見逃さないで下さいね!!
一の鳥居のすぐ横と、さらに直進して神社の前にも駐車場がありました。
全部で30台ぐらいは停められるのではないでしょうか??
車の方も、安心してお参りくださいね。
さて、一の鳥居です。
百度石が隣に移っていますが、普通の神社より遠い所にあるな〜と、思いました。
写真には撮らなかったのですが(携帯の写真なんで・・・・)、左側はお花畑になっていて、コスモスと彼岸花が満開に咲いていました。
これからの旅を祝福してくれているようで、とっても嬉しかったです!!
一の鳥居を抜けると階段があります。
これを登ると、拝殿があるのですが、その前に右側に祓戸社(はらえどしゃ)で、身を清めてから神社に参拝しましょう!!
手水舎と祓戸社です。
階段を登ると、拝殿が見えます。
でも、その前に、御神木の乳銀杏からご覧下さい。
どうでしょうか??
樹齢は、1200年以上と言われています。
今は、青々としていますが、これが黄色くなった時には、本当に綺麗なんだろうなと思いながら、しばしたたづんでいました。
そして、拝殿に向かいます。
拝殿の前に立ちますと、拝殿の中の上に、鏡が付いているのに気づきます。
その中に、自分の姿を入れて、お祈りしてみてください。
ただし、最初に述べたように「ひとこと」なので、いっぱいお願い言わないでくださいね!!
私は、そのことを忘れていて、いつものように神様に健康で過ごせたことに感謝を述べました。
その後、「今年もわずかですが、私の周りの人が健康に過ごせますように!!」と、いつものようにお願いしました。
あっ、「ひとこと」言っちゃった(笑)
でも、このお願い事が何よりも大切なお願い事なので私は良かったと思うのですが、何か本当にお願い事をしたいことがある方は、注意してくださいね!!
さて、拝殿の右側に摂社・末社が並んでいるのですが、そこをお参りした後に写真を撮りました。
とっても天気が良いのに、曇っている!!
まるで、神様が写真の前に現れてくれたかのようで、とても嬉しく思いました。
一言主大神様、良い思い出をありがとうございます!!
さて、最後におまけです。
こんな像がありました。
これを撫でると、ボケ防止になるようです。
私も、将来の為に撫でてきました。
でも、何十年後のことなんで、今撫でてもダメかな(笑)
葛城山の麓にある、とても気持ちの良い神社でした。
ぜひ、皆様もお参りくださいませ。
葛城一言主神社 御朱印
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