主祭神 大己貴命(オオナムチノミコト)
少彦名命(スクナビコナノミコト)
平将門命(タイラノマサカドノミコト)
神田神社は、神田明神と言います。
神田明神のほうが、聞きなれている人が多いかもしれませんね!!
1300年以上の歴史を持った神社で、東京の中でも最も古い神社の1つに数えられます。
神田神社は、江戸の総鎮守の神社であり、江戸城(皇居)の表鬼門を浅草の浅草寺と一緒に守っている、風水的にもとても重要な役割を果たしている神社なんです。
また、旧准勅祭社の東京十社の一つになっており、東京十社巡りをしている人たちも、よく見かけました。
まずは、大きな通りに面した一の鳥居が現れます。
青銅色のとっても綺麗な鳥居です。
色が青銅色なので、周りのオフィス街に、とってもよく馴染んでいるように思えました。
しかし、大きくてとても立派な鳥居です!!
一の鳥居を抜けると、すぐに随神門が見えてきます。
随神門は、青銅色の一の鳥居とは変わって、とても鮮やかな朱色の建物になります。
一の鳥居とのギャップが、この随神門の朱色を、引き立てているのかも知れません。
装飾も、とても鮮やかで、見ていて楽しくなります。
そして、随神門では、右大臣と左大臣がしっかりと門を守っています。
光の関係で、少し見えにくくなってしまっていますが、とても立派です。
そして、随神門の裏側も同じような造りになっております。
裏側で、神田神社を守っている何かといいますと・・・・
とても立派な神馬が、裏側から随神門を守っています。
この神馬も、今にも動き出しそうな感じで、本当に立派でした。
昔の神主さんの寄与のようでした。
さて、随神門を抜けると、左側に手水舎があります。
手水舎に行くと、龍が居る事が多いですよね。
この龍の爪の本数を気にしたことってありますか??
実は、爪が5本ですと中国から来た龍。
爪が4本ですと、韓国から来た龍。
爪が3本ですと日本古来からの龍。
といった感じに、爪の本数が違っているとのことです。
そう見ると、この龍は、日本の龍ですね!!
そして、手水舎の横には、大きなだいこく様がおられます。
実は、主祭神である大己貴命は、大国主神(オオクニヌシノカミ)の若い頃の呼び名なんです。
大国主神といえば、出雲大社の主祭神として有名で、天の神の天照大神に対して、大地の神といわれています。
大国は、読み方を変えると「だいこく」って、読めませんか??
言い伝えられている風貌や、その読み方などから、大国主神とだいこく様は、同じ神様だと言われています。
そして、同じく主祭神である少彦名命は、えびす様と同じ神様だと言われています。
古事記では、大国主神が国造りをするときに、波の彼方より天乃羅摩船にのって来訪して、大国主神を補佐した話は有名ですね。
だいこく様とえびす様は、親子ではないかと言う説もあるようですが、この古事記のくだりを見る限りでは、親子のようには思えないですね。
でも、国造りの間もずっと一緒にやってきていますので、仲はとても良いのだと思います。
この写真の像ですが、本当に上手く表現していますね!!
まさに、波の彼方からやってきた場面だと思います。
次回に続きます。
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