主祭神 闇龗神(くらおかみのかみ)
丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)は、歴史的な色々な出来事があり、現在では上社・中社・下社に分かれています。
そして、この下社は、丹生川のすぐ横にあります。
駐車場もきっちり整備されていて、とてもお参りしやすい神社でした。
名神大社に列せられ、二十二社の1つとなっています。
万物生成化育の根源たる水を主宰されており、地球上のありとあらゆる物象に、計り知れない恩恵を与えています。
朝廷からの信頼も厚く、祈雨の時は黒馬を、祈晴には白馬を献ずることが慣わしになっていました。
今でも、水の神様として御神徳を集めています。
まずは、駐車場横の一の鳥居の写真です。
昔の一の鳥居は、この場所から15キロ離れた場所に建てられていたようです。
丹生川上神社下社の境内を一目見たときから感じていたのですが、この神社本当に心地良いんです。
とても静かで、多くの木々に囲まれています。
その隙間からは青々とした空が少しでも自分を主張しようと頑張っている。
境内に入ってすぐに、そんな光景を目のあたりにして、とても心が癒されました。
すごい自然のパワーを感じます!!
一の鳥居を抜けて、左側に牛石と蛙石があります。
物事にすばやく対応できる「蛙」と、神様の使いとしてその思いを運ぶ「牛」の石が一緒にあるような感じで説明があったような気がします。
説明の写真をとり忘れてしまい、うろ覚えでスイマセン。。。
手水舎に向かいます。
若干、色付き始めていて、手水舎の後ろのモミジは、真っ赤に紅葉していました。
手水舎の後ろに、昔のであろう石碑がありました。
「大社 丹生社」と書かれています。
二十二社時代の名残でしょうか??
それでは、拝殿に向かいます。
拝殿の横には、御神水の「いのちの水」がございます。
ポンプで、汲み上げる形になっています。
少しいただいたのですが、水自体に甘みのようなものがあり、とっても美味しい水でした。
さすが、水を司る神様の神社の御神水だと思いました!!
そして、拝殿の右側には、産霊石(むすびいし)があります。
この石は、神皇産霊尊(かみむすびのみこと)と高皇産霊尊(かみむすびのみこと)のことを言い、むすびの神だということです。
すなわち、子宝の神様だと言われています。
さて、いよいよ拝殿です。
とても落ち着いた感じがする素晴らしい拝殿ですね。
きらびやかではないのですが、周りの山々、木々、または前を流れる丹生川と、一体になっている感じがしました。
自然と調和している、この感じが本当に素晴らしいんです。
社殿を含めた周りの風景、そして、境内に漂うこの雰囲気。
本当に、心休まる神社です。
さすがは、歴史と格式のある二十一社の1つだと思いました。
この神社の本殿は、階段を上った所にあります。
下からは、屋根の一部を見ることが出来ました。
本殿上には祭祀遺跡があり、石器や土器なども、多数出土していることことでした。
昔から、とても神聖化された土地であったことが分かりますね。
最後に、拝殿からみた紅葉したモミジです。
モミジの紅葉を見ていると、神様に迎えられているような気がして、とても嬉しくなりました。
そして、社務所の横のベンチで佇んでいいたら、宮司さんが御神水出入れたコーヒーをくれました。
その心使いにも、とても感謝しています。
噂どおりの素晴らしい神社でした。
ぜひ、お参りくださいませ!!
丹生川上神社下社 御朱印
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