主祭神 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
天河大弁才天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)は、以前は主祭神は「弁財天」でした。
しかし、明治時代の神仏分離により、市杵島姫命を主祭神として、迎え入れたそうです。
いまでも、弁財天社としても信仰されていて、日本三大弁才天の1つとなっている。
また、現在の主祭神の市杵島姫命は、スサノオノ剣から生まれたことで有名な宗像3女神の1柱をして有名です。
天河大弁才天社ホームページ
この神社は、主に自然との融合を、重んじています。
そして、とても独特な雰囲気が漂っている神社ということでも有名です。
その独特な雰囲気から、ヨガや気孔、ヒーリングなど精神世界ではとても有名な場所で、今でもわざわざ天河神社まで行き、ワークを行うツアーが絶え間なく行われています。
そもそも、ここ天河は、高野山・熊野・吉野の三大霊場を結んだ三角形の中心に位置することでも有名な場所です。
神聖なエネルギーの満ち溢れた空間なのです。
まずは、正面の一の鳥居です。
美しい鎮主の森に、鮮やかな朱色の鳥居が、とっても目立ちます。
そして、少し行くと狛犬が、拝殿を守っていました。
とっても、立派で凛々しい狛犬です。
強そうで、そして、とても威厳のある感じですね。
この神社に、ピッタリなような感じがしました!!
狛犬を通りすぎ、階段を登ると拝殿になります。
この神社は、芸能の神様としても有名な神社で、拝殿の前にはそれぞれの芸能を奉納するための能舞台があります。
運がよければ、この能舞台で、音楽や演技を奉納している所を見ることが出来るかもしれません。
そして、能舞台の前が拝殿になっております。
とても、澄み切った凛とした雰囲気を感じます。
拝殿には、イスも用意されていますので、しばしこのイスに座って、その雰囲気を楽しみながら考え事などをしていました。
本当に、心が落ち着く場所です。
さて、上の写真の鈴の形が変わっているのに気づきましたでしょうか??
この鈴を、五十鈴(いずず)と言います。
昔、天照大神が天岩戸に篭ってしまった時に、天宇受売命(あめのうずめのみこと)がちまきの矛(神代鈴をつけた矛)をもって、能を踊ったと言われています。
そして、その神代鈴と同じものといわれているのが、この神社にある五十鈴なのです。
この写真の五十鈴は、2つの五十鈴が重なっていますが、本来は3つの球形の鈴から成り立っています。
拝殿の下には、5つの摂社があります。
そして、その前には、とても手厚く祀られた、岩があります。
この岩は、一体何かといいますと、宇宙から降ってきた隕石だとも伝えられています。
手をかざしてみると、手のひらが暖かくなり、力強いパワーを感じました。
最後に、拝殿を抜けた、裏参道にある狛犬です。
天河大弁才天神社で、有名な話があります。
「本人にとってまだその時でなく、縁がないと天河へは行けない。」と言う言い伝えが、残っているのです。
私が、今回天河大弁財天社にお参りできたということは、きっと神様より行っても良いと言われたのだと思うと、とても嬉しくなりました。
また、この神社は、2回・3回と、回数を重ねるごとに、そのパワーのすごさを感じるようになるとも言われています。
ぜひ、また、お参りできる機会をいただければと思いました!!
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