奥宮 御祭神 闇龗神(くらおかみのかみ)
結社 御祭神 磐長姫命(いわながひめ)
相生の大杉を過ぎて、少し歩くと、奥宮に到着します。
表門の朱色がとても綺麗で、遠くからも目立って見えました。
ここまで来ると、本宮のような人の多さは見られず、ゆっくりとお参りすることができます。
表門の前には、可愛い手水社があります。
この質素な作りが、貴船神社の奥宮にとても合っていると思いました。
素朴の中にも、味わいがあります。
もともと、貴船神社の本宮は、現在の奥宮の所にありました。
洪水などの影響があり、本宮は、現在の高台に移されたとされています。
昔、本宮があった影響もあるのか、とても神聖な素晴らしい雰囲気が漂っています。
中に入りますと、正面に拝殿が見えます。
拝殿の中が、とても綺麗ですね。
私が、お参りに行った時は、貴船自体でライトアップイベントをやっていました。
拝殿の中が、綺麗に飾られているのも、それの影響でしょうか??
拝殿・本殿を守っている狛犬です。
新しい感じの狛犬クンですね。
本宮には、狛犬がいなかったと思うので、貴船に着て、初めて狛犬に出合えました!!
拝殿の後ろに、本殿があります。
こちらの本殿の下には、龍穴があるそうです。
その昔、本殿の修理をしていた大工が、その龍穴にミノを落としてしまいました。
すると、たちまち曇り空になり、龍穴から激しく風が湧きあがったと言われています。
摂社と紅葉の写真です。
境内は意外と広く、椅子などもあるため、ツイツイゆっくりと長居をしてしまいました。
人は少なく、落ち着くので、ゆっくりするのには、とても良いと思います!!
さて、奥宮を後にして、結社(ゆいのやしろ)に向かいます。
結社は、本宮と奥宮の間にあります。
この結社は、字の通りに、縁結びの神様となっています。
この縁結びは、恋人はもちろん、仕事関係などの人間関係にも効果があると言われております。
ただ、古事記を読んでいる限り、磐長姫命と縁結びの関係が、なかなか繋がらないのですが・・・・。
結社の境内には、雨の盤船(あめのいわふね)があります。
神様の乗り物としての船。
また、交通機関として、さまざまな物を結んでいることから、結社に奉納されたとのことです。
結社のお参りも終わり、貴船口駅に向かいます。
貴船の駅までは、バスが出ているのですが、時間のある方は、ぜひ、歩いてみてくださいね。
歩いて、30分ぐらいで、貴船の駅に着きます。
道沿いには、絶えず貴船川があり、とても気持ち良く歩くことができます。
また、紅葉を見にきたかたは、貴船の紅葉は、貴船神社付近よりも、貴船駅付近の方が綺麗なので、そういう面でも歩かれた方が良いと思います!!
駅の途中にある、蛍岩(ほたるいわ)です。
前日の雨で、紅葉した葉っぱが、蛍岩に落ちています。
これはこれで、綺麗ですね!!
最後に、貴船神社は「きふね」と言いますが、地名は「きぶね」と言います。
駅員さんとお話をしていたら、神社は水の神様なので、濁ってはいけないので「きふね」というのだそうです。
「なるほど!!」と、思いましたが、地元の人のお話で、本当かどうかは解りませんが、妙になっとしてしまいました。
とても、雰囲気の良い貴船の川沿いを、ぜひ、歩いてみませんか??
普段の嫌なことなんて、すぐに忘れさせてくれますよ!!
ぜひ、貴船神社に御参りくださいませ。
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