主祭神 菅原道真(すがわらのみちざね)
防府天満宮(ほうふてんまんぐう)は、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とならんで、「三大天神」と言われています。
防府天満宮ホームページ
防府天満宮のある山口県の防府市は、この防府天満宮を中心に街づくりをしてきました。
学問の神様である、菅原道真公を祀っているので、受験のお守りを買う人や、絵馬を書く人が多く見られます。
防府駅から歩いて15分ぐらいでしょうか??
目の前に、防府天満宮の鳥居が見えてきます。
とても立派な石鳥居ですね!!
実は、この鳥居は、寛永6年に作られたものなのです。
そう聞くと、ますます、ありがたいものに見えてきますよね!!
そして、さらに先に行きますと、今度は、銅の鳥居が迎えてくれます。
この銅の鳥居も、なかなか、立派なものでしたよ!!
でも、狛犬好きの私の関心は、この銅の鳥居を取り巻く2対の狛犬にいっていました。
まず、銅鳥居の前に居る狛犬です。
この狛犬は、体の形と言い、顔の表情と言い、とても勇ましい感じがしました!!
とても、立派な狛犬ですね。
そして、鳥居の後ろに居る狛犬は、こちらです。
左側の狛犬には、立派な角がついていますね。
時代を見てくるのを忘れてしまったのですが、きっとこちらの狛犬は、制作時期も古く、腕のよい職人さんが作った一品だと思われます。
顔の表情も、とても温和で、なんだかホノボノさせてくれる狛犬でした。
さらに登って行きますと、桜門が見えてます。
朱色がとても美しい、2層の桜門です。
このような色彩は、俄然、九州に近いほうがきらびやかだと感じるのは、私だけでしょうか??
関西の多くの神社仏閣を巡っていますが、それと比べても、引けを取らないぐらいの綺麗な装飾が施されています。
本当に、綺麗でした!!
ここで、ちょっと目を横にそらしてみましょう!!
手水舎の横には、とても綺麗な庭園が広がっています。
昔は、仏教色も強かったようですので、その影響でこの庭園が残っているのでしょうか??
庭園の置くには、太鼓楼があります。
太鼓楼からは、ちょうど防府市内が見渡せるようになっています。
小雪がちらつく中での参拝でしたので、この庭園でのんびりとは行きませんでした。
でも、天気の良い日でしたら、ゆっくりとしていたいと思わせてくれるような庭園でした。
では、先に進み拝殿に向かいます。
拝殿は、桜門を見た後に見ると、とても質素なような感じを持ちます。
桜門は、色鮮やかな装飾を使っています。
しかし、拝殿は、そのような鮮やかな配色を使わずに、しっかりとした感じに仕上げています。
この正反対なほどの対象美は、とても素晴らしいですね。
私は、基本的には自然信仰の神社が好きなので、桜門と拝殿でしたら、拝殿のほうが好きでした!!
拝殿の後ろには、摂社・末社が並んでいました。
拝殿でまして、西のほうに行きますと大きな建物があります。
これを、春風桜と言います。
この建物、何かアンバランスな感じがしませんか??
そうなんです!!
実は、この建物は、五重塔になる予定だったんです。
しかし、色々な諸事情があり、計画は途中で無くなり、このような建物になりました。
中に入ってみると、立派な彫り物が飾ってありました。
まるで、今にも動き出しそうなかんじで、とても生き生きしていますね!!
こちらからも、防府市内が一望できます!!
防府天満宮は、とても気持ちの良い神社でした。
みなさんも、ぜひ、お参りくださいませ。
防府天満宮 御朱印
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