主祭神 健御賀豆智命(たけみかずちのみこと)
伊波比主命(いわいぬしのみこと)
天之子八根命(あまのこやねのみこと)
比売神(ひめのかみ)
吉田神社は、藤原氏の氏神様として、春日大社から四座の神を勧誘したのが始まりといわれています。
この勧誘した四座の神が、上記の主祭神です。
その後は、吉田兼倶(よしだかねもと)により吉田神道が作られ、吉田神道の総本家となります。
明治になるまで吉田神道は、とても大きな権威を持っていました。
延喜式神名帳に記載された神社ではないですが、二十二社の1つとして活躍した神社です。
吉田神社ホームページ
吉田神社は、京都大学のすぐ隣にあります。
京都大学の正面入口を通り越し神社に向かいます。
まずは、大きな一の鳥居が見えてきます。
車でお越しの方は、駐車場は、この写真の左側に道があり、そちらから鳥居の奥のほうまで車で乗り入れることが出来ます。
そして、鳥居をくぐり歩いていくと、二の鳥居が現れます。
二の鳥居の先に参道が続いているのですが、鳥居をくぐってすぐ左側に、今宮社があるので、時間があれば、ぜひ、お参りください。
まずは、今宮社と鳥居です。
今までの朱塗りの鳥居とは打って変わり、石鳥居となります。
中に入っていきましょう!!
中に入ると、今宮社を守っている狛犬が、出迎えてくれます。
そして、今宮社の本殿になります。
この今宮社は、吉田町の産神様が祀られていると言われています。
社の周りには、「青龍」、「玄武」、「白虎」の石があります。
そして、「朱雀」の石は、本殿の内部にあるそうです。
今宮社のお参りが終わりましたら、参道を先に進みます。
参道の坂を上り終えますと、広い広場になります。
まだ、お正月が終わったばかりということもあり、境内のいたるところにお正月関連のものがありました。
地元の業者さんが来ていて、一生懸命お正月の後始末をしていました。
登り終って、左手に本宮が見えます。
本宮の鳥居です。
別の角度から見た境内です。
布で隠れてしまっているのが、とても残念なのですが、右側にあるのが、中門になります。
中門から、中を見てみますと、春日大社から勧誘された四座の神の社が並んでいるのを見ることができます。
スイマセン。
外側から撮ったので、2つしか見えませんが、実際は、横に四つの社が並んでいます。
さらに、参道を奥へと進んでいきますと、大元宮が現れます。
こちらは、通常は、門の外からの参拝ですが、毎月1日は中に入ってお参りが出来るとのことです。
私が訪れたのは、残念ながら、1日ではない日でしたので、中に入ることは出来ませんでした。
外から、見た建物です。
とても、変った形をしていますよね!!
これを始めてみたときには、本当に驚きました。
神社の本殿として考えると、とても変った形をしています。
しかし、色々な固定観念を捨ててみてみると、とても美しい形に見えませんか??
この建物の美しさに、しばし見惚れていました。。。
この大元宮には、北は北海道から、南は九州までの三一三二社の式内社を勧進しています。
ここに、お参りに来るだけで、全国の神様にお参りしたのと同じになるのですから、なんともありがたい神社です。
途中摂社を見ていると、柱に珍しい模様が入っていました。
よく見てみると、この社だけでなく、他のところにもこのような模様が入っている建物が多くありました。
そして、帰る途中には、お菓子の神様を祀る菓祖神社なるものもありました。
境内は、とてもゆったり出来て、落ち着く神社でした。
次回は、ぜひ、1日にきて、大元宮の中を見てみたいと思いました。
皆様も、ぜひ、お参りくださいませ。
吉田神社 御朱印
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