主祭神 吉田松蔭(よしだ しょういん)
松蔭神社は、吉田松陰を祀る神社です。
松蔭神社ホームページ
松蔭神社は、松陰の実家・杉家の邸内に松陰の実兄杉民治が土蔵造りの小祠を建て、松陰の遺言により愛用していた赤間硯と松陰の書簡とを神体として祀ったのが始まりと言われています。
吉田松陰といえば、松下村塾が有名であり、その後明治維新で活躍する、伊藤博文、高杉晋作、木戸考正、山県有朋を排出しました。
駐車場から歩いてすぐの所に、一の鳥居があります。
駐車場から思っていたのですが、整備された石畳がずっと続いており、とても綺麗な神社です。
石畳に沿って進んでいきます。
少し行きますと、石碑が見えます。
この石碑には、
「親思う こころにまさる 親こころ
きょうの音づれ 何ときくらん」
と、書いてあります。
これは、安政の大獄により捕らえられた松蔭が、親に当てて書いた手紙の一部です。
両親に先立つ不幸を詫びた一説として、とても有名です。
石碑の左手に、建物があります。
この建物、なんの建物かは分からなかったのですが、ちょっと覗いてみますと、子供たちが一生懸命勉強をしていました。
その姿を見ていると、まるで松下村塾のように思え、この中から第二の吉田松陰のような歴史に名を残すような人が現れるのではないかと思わずにはいられませんでした。
さらに、先に進んでいきますと、あの有名な松下村塾が現れます。
一番驚いたのは、思っていたよりも建物が小さいことでした。
多くの有名な人物を生み出した松下村塾ですから、多くの人たちが出入りするのでもっと大きいと思っていました。
予想に反して小さい建物は、逆にとても趣を感じました。
また、掲示板を読んでいてビックリしたことがあります。
私は、松下村塾は、長い間、青年たちに学問を教えていたのだと思っていました。
でも、実際に松蔭が学問を教えていたのは1年程度だったとの事でした。
その一年の間に、学問の基礎を徹底的に教えたそうです。
そして、門下生は、その教えを守り、さらに飛躍していったとの事です。
松下村塾を後にして、先に進みますと、松蔭神社の鳥居が見えてきます。
木で出来た、立派な鳥居です。
そして、その先に見えますのが、松蔭神社の拝殿です。
学問の神様で有名なだけ有り、絵馬には、勉強関係のお願い事がいっぱい書かれていました。
中には、関東の有名中学の絵馬も。。。
やはり、松蔭神社の名声はすごいですね〜。
拝殿を守っている狛犬です。
松蔭神社の隣には、松門神社があります。
この神社は、松下村塾の門下生を御祭神としています。
そして、この建物は、元々は松蔭神社の建物でした。
松蔭神社が今の建物に立て替える際に、松門神社として社殿を受け賜ったとの事です。
松門神社の鳥居になります。
鳥居を進んでいきますと、狛犬がいました。
この狛犬、ちょっと可愛いですね。
特に、吽像のほうが、口を真一文字に結んで、「い〜」とやっているようで、とても愛らしく感じました。
そのけなげな姿が、とても可愛いです。
この狛犬ちゃん、本当にお勧めですよ!!
そして、狛犬を過ぎるとすぐに拝殿があります。
歴史を考えながら訪れると、とても趣き深い神社です。
ぜひ、お参りくださいませ。
松蔭神社 御朱印
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