御祭神 天太玉命(あめのふとだまのみこと)
千葉県の房総半島にある安房神社(あわじんじゃ)。
安房の国一宮の神社で、古来から大神宮と呼ばれています。
安房神社ホームページ
安房の国は、阿波踊りで有名な阿波の国の忌部氏(いみべし)が開拓し、安房と名付けたと言われています。
まずは、正面の一の鳥居から入っていきます。
一の鳥居の右側に道があり、その奥に駐車場があります。
一の鳥居から入りたい方は、一の鳥居の前に車を停め、本殿に近いほうが良い方は、一の鳥居の横の道を車で進んでいくと良いと思います。
一の鳥居を抜けると、左右を桜に囲まれた参道を歩きます。
桜が咲いてなくても、左右を木々に囲まれて、とても気持ちの良い道です。
しかし、桜が咲いている時期には、本当に綺麗なんでしょうね!!
更に進んでいきますと、二の鳥居があります。
ちょうど、新緑の綺麗な時期で、新緑の緑に対して、白い鳥居がとても綺麗に見えました。
なんだか、とても落ち着きます。
更に進んでいきますと、厳島社があります。
市杵嶋姫命を祀っています。
とても大きな岩をくりぬいて、その中に小さな祠が祀ってあります。
その岩がとても大きいので、とても印象に残っています。
この岩は、昔は盤座であったのではないかと言われているようです。
更に進んでいきますと、安房神社の上宮に到着します。
拝殿の脇には、何の花でしょうか??
とても綺麗な花が咲いていました!!
いつぐらいからかは気がつかなかったのですが、拝殿の前でゆっくりとしていると、周りの空気が一の鳥居の前のものとは、まったく違っているのに気がつきました。
どう言葉にすればいいのか分かりませんが、空気が張っていると言いますか、凛としていると言います・・・・。
心が浄化されていくような、とても気持ちの良い気でした。
拝殿の脇には、とても綺麗な木がありました。
この木なんですが、光り輝いて見えました。
ちょうど、新緑の時期で青々としていて綺麗だったんですが、それ以上に惹きつけるものがあるように感じ、しばし眺めていました。
いやはや、本当に落ち着く境内です。
そして、進んでいきますと、この木の裏側には、意味ありげな洞穴が・・・・。
この穴は、一体なんでしょうか??
???
この神社では、古墳も発見されているようなので、その跡でしょうか??
でも、中を覗かしていただいたのですが、そのような痕跡は無かったですし、こんなに無防備にしてないですよ。。。
そして、この安房神社では、お水とりとお砂とりが有名になっています。
現代では、なかなか忙しくて、日時や時間などを調べていくことはできないのですが、出来ましたら自分の願い事にあった日にちと時間がありますので、それに従って行くと効果があると思います。
私も、何かしら勝負の年だと思うときは、これらの日時を調べていただき、お水とりを行っています。
こちらのお水とりとお砂とりは、御祈祷を受けてからになりますので、詳しくは安房神社のホームページを参照していただければと思います。
安房神社のお水とり、すごい御利益がありそうな気がします。
本殿のすぐそばには、琴平社があります。
安房の国を作られた忌部氏の阿波と関係しているのでしょうか??
金毘羅さんを思いだしてしまうのは、私だけでしょうか??
と思い、調べてみましたら、やはり金毘羅さんから分霊を移してきているようです。
さらに先に進みますと、下の宮があります。
伊勢神宮の内宮と外宮に習い、この神社でも本殿を上の宮、そして、こちらを下の宮と言うそうです。
この下の宮に祀られている神様は、天富命(あめのとおみのみこと)で、房総の開拓の神様として信仰を集めています。
そして、下の宮のすぐそばにご神木があります。
とても立派なご神木です。
樹齢500年の槙の木だそうです。
上の宮の木と言い、この御神木と言い、本当に立派な木々に囲まれている神社ですね。
安房神社は、とても気持ちの良い気が流れていて、いつまでも境内でボーとしていたくなるような神社です。
ぜひ、お参りくださいませ。
安房神社 御朱印
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